新型ウイルス対策には、スマホやタブレットの除菌も必要?!

新型ウイルスが猛威をふるっています。ウイルスはどこに付着しているのか目に見えない点が困りモノなのですが、実は、ウイルスや菌が付きやすいもののひとつにスマホやタブレットがあるのをご存じでしょうか?

手はよく洗っても、スマホやタブレットに菌が多くついていると、そこから感染する可能性もあります。 でもどのように掃除をしたらよいのでしょうか? スマホについたウイルスの除菌、掃除方法をお伝えします。

 

新型コロナウイルスとは?

2020年に入り猛威をふるっている新型コロナウイルスですが、どのようなウイルスなのでしょうか。

厚生労働省によりますと、まだ確定したわけではありませんがコウモリが起源となったウイルスではないかと言われています。 新型コロナウイルスは、空気感染ではなく、飛沫感染(くしゃみやせき、つばでの感染)、接触感染(ドアノブ、電車のつり革、エスカレーターのてすり、スイッチなど)によりうつるとされています。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話する場合などの環境により、せきやくしゃみなどがなくても感染が広がると考えられています。

 

スマホは菌の温床?

スマホはすっかり日常生活に欠かせないものとなっており、仕事はもちろん、通勤通学中にいじったり、お風呂やトイレまで持ち込む人もいると思います。

それだけ日々仕事やプライベートにも欠かせないスマホやタブレットは、菌の温床でもあるのです。

2017年のエストニアのタルトゥ大学での高校生を対象にした調査では、学生たちのスマホには約1万7000個もの細菌が付着していました。 この細菌の量は、便座の約10倍にあたります。 このように、細菌の温床となっているのがスマホなのです。

でも掃除といっても画面の指紋を拭き取るくらいで、スマホの掃除、それも除菌まで意識をしている人は少ないと思います。 ではそのスマホやタブレットをどのように除菌すれば良いのでしょうか。

スマホの除菌、掃除方法とは?

厚生労働省の指導では、手の消毒を行う場合に石鹸による手洗いや、消毒用アルコール(70%)が推奨されています。ではスマホについた菌はどのように除菌すればよいのでしょうか?

スマホの掃除NG行為

まずは、スマホの掃除の観点からNG行為を見てみましょう。

ウェットシートはNG

アルコールが含まれたウェットシートの使用は、スマホの画面にはNGなのです。
アルコールやエタノール、研磨剤、界面活性剤といったものが含まれるウェットティッシュは、耐指紋コートといったスマホ表面のコーティングを剥がしてガラス表面を劣化させたり、ゴムやプラスチックといったパーツを傷めたり、外装の印刷を消してしまう可能性があります。ですので、除菌目的ではなくスマホを拭く場合は、アルコールの入っていないウェットシートが望ましいといえます。

水洗いはNG

防水加工がされたスマホであっても、水洗いの場合、防水基準を超える可能性があり、またスマホの充電口などから水が浸入して、水没まではいかなくてもスマホの内部がショートしてしまうこともあるため、おすすめしません。

 

正しいスマホの除菌方法とは

では、スマホの掃除NG行為を踏まえた上で、正しいスマホの除菌方法です。

薄めたアルコール液を吹きかけた布で拭く

アルコールを使用して、スマホの画面や本体を拭くことは前項のウェットシートのところで書いたようにあまり推奨しません。アルコールで消毒する場合、濃度70%の消毒用アルコールと水を1:1の割合で薄めた液体をスプレーボトルに入れ、リントフリー素材の布(スマホ用のクリーニングクロス)をそれで軽く湿らせてスマホを拭くと効果的だということです。画面を傷めるので、一方向にそっと拭いてください。くれぐれも、スクリーンに直接スプレーしないことと、開口部から水が入らないように注意してください。

UV除菌

ローチェスター・メディカルセンター大学臨床ケア主任のピーター・パパダコス博士は、UV(紫外線)除菌ボックスを推奨しています。

UV除菌とは、紫外線を照射し器具の表面についたウイルスや菌、カビの除菌をするものです。中でもUV-Cが一番効果が高く、UV-Cの紫外線ランプを照射するだけであらゆるウイルスや菌を殺菌できます。

使用方法が簡単なUV殺菌ボックスは、公衆トイレや大学など公共の場でも見かけるようになりました。 最近は手軽な紫外線ライトを使用した除菌ツールが販売されており、ご家庭でも簡単に使えるようになりました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?スマホやタブレットは日頃手にしているもの。でも想像以上に菌が繁殖していることがお分かりいただけたでしょうか?しかも、あまり除菌まで意識したことがない人が多かったのではないかと思います。
日頃から手洗いうがいの習慣と同様に、スマホやタブレットの除菌を意識し、新型ウイルスがつきにくい環境にして、感染を少しでも防いでいきましょう。